DJ Spinna インタビュー/スティービー・ワンダーやプリンスのトリビュート・パーティーのキーマン、DJスピナがレコード愛を語る

WRITER
Yayoi Kawahito

DJスピナが選ぶ100ドル分のレコード

――それでは、DONUTS MAGAZINE読者のために、100ドル分のレコードを選んでください。このレコードは全て日本に郵送し、読者プレゼントにしますので、読者の事を想って選んで下さい(笑)。
解った、100ドル分のレコードだね。読者に喜んでもらえる良い企画だと思うよ。じゃあ、くまなく店内のレコードをチェックするから少し待ってもらえるかな。良いレコードがあれば良いね。

じゃあ、レコードを選んだから、紹介していくよ。


Paul McCartney – Waterfalls / Check My Machine (1980)

以前、この「Check My Machine」がブラジルと日本で凄く人気があるトラックだって知ったんだ。数年前に7インチのUKプレスを見つけたんだけど、今日ここで働く僕の友達にブラジル限定で12インチがある事実を知らされた。僕は12インチが大好きだから、高音質のレコードを持っていることは凄く重要なんだ。音も大きいし、見つけるのが大変でレアな一枚。この年代のポール・マッカートニーの実験的な音楽は、聴いてみても実際本人が歌っている様に聴こえないハイピッチで奇妙な声で歌っている。

Human Head Recordsスタッフ: 知ってる? ブラジルではサンバのパーティーで踊る時に、このトラックをよく使っているんだよ。この曲はとてもメジャーなんだ。サンバトラックだよ!

スピナ: 知ってるよ! 実際、僕はこの目で確かめたんだから(笑)。


Gal Costa – Gal (1969)

ガル・コスタはブラジルのポップアーティストだよ。今聴いたけど、1969年に録音したこのアルバムはおそらく彼女の最もサイケデリックな時代だね。同じ年にリリースした別のアルバムは僕の長年のお気に入りなんだけど、この一枚がそれと同じ年の作品で、さらにサイケデリックな内容で優れていると思った。今日、新しいことを学んだよ! あと、このジャケットが大好きだね。ビートルズ が『Sgt Pepper's』『Yellow Submarine』で巻き起こしたサイケデリックなロックの時代に反映されていると思う。エッジーな音でギンギンなギター、ハードなドラムは正に当時のロック時代に影響を受けた彼女の作品だね。


Stevie Wonder - Songs in the Key of Life(1976)

スティーヴィー・ワンダーのレコードを集めているけど、特にブラジル盤が好きなんだ。これは『Songs in the Key of Life』のEPだけど、この内の2曲はエディットバージョンで「I Wish」と「Ngiculela - Es Una Historia - I Am Singing」がフルバージョンなんだ。特に「Ngiculela - Es Una Historia - I Am Singing」に関してはブラジル盤の7インチのみでしか、フルヴァージョンが存在しない。7インチのセットでDJをする時に、僕のスティーヴィー・ワンダー・コレクションには必要不可欠な一枚だね(笑)!

 

レコードの選盤ありがとうございます。読者も喜んでくれると思います。それでは最後に、今後の予定を教えて下さい。
自主ハウスレーベルのWonder Waxでの動きを予定していて、12インチをリリースするよ。この間、パリ出身のプロデューサーHugo LXとEP曲を作ったんだ。秋頃にリリース予定だよ。夏はツアーやイベントで飛び回っているけど、スタジオ作業に戻ってビートを作りたいと思っている。特に若いヒップ・ホップ・アーティスト達へサポートと繋がりを今以上に持ちたいね。

DJスピナが選んでくれたレコードを3名様にプレゼント!

応募期間:2018年9月3日(月)〜9月25日(火)23:59
応募方法:応募は、(1)Twitterまたは(2)Facebookから行っていただけます。
(1)Twitterによる応募方法 REVINYLの公式アカウントをフォローして、本記事関連の投稿をRT!その後DMで応募したいアイテムをお伝えください。
(2)Facebookによる応募方法 DONUTS MAGAZINEの公式ページにイイね&フォローをして、メッセージにて応募したいアイテムをお伝えください。
応募締め切りは、9月25日(火)まで。(当選発表は10月2日(火)を予定。)当選者へのみそれぞれDMまたはメッセンジャーにてご連絡させていただきます。

DJ Spinna

DJ Spinna
プロフィールニューヨーク・ブルックリン出身DJ/プロデューサー/リミキサー。
アメリカ国内のみならず、ヨーロッパや日本などグローバルに活躍中。全盛期のニューヨークで若くしてDJを始め、ハウス、ファンク、ソウル、R&B、ジャズ、ヒップホップ、ダンスミュージック等の幅広いジャンルの選曲を繰り広げ、クロスオーバーな世界感を創り出すパーティーロッカー。プロデューサーやリミキサーとしても、数々の著名アーティストと共演し成果を納めている。生まれ育ったブルックリンのコミュティーから世界中へと多くの音楽ファンを魅了し続ける。
http://djspinna.com

by Yayoi Kawahito
Photos by Still 1
Location at Human Head Records

世界中のレコードを、その手の中に
  • Google Playでアプリをダウンロード
  • App Storeからアプリをダウンロード

関連記事


新着記事

すべての記事をdig!