サイン蒐集家ゴベの『サイン入りレコード A to Z』第44回 SUICIDAL TENDENCIES (前編・後編)

WRITER
五辺宏明

レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
今回はスケーターから絶大な支持を受け続ける偉大なバンドです。

第44回 SUICIDAL TENDENCIES (前編)


SUICIDAL TENDENCIES「Possessed To Skate」7"

MIKE MUIR
2017年11月9日 @ムラサキスポーツ原宿明治通り店

皆さん、SUICIDAL TENDENCIESというバンドの名前はもちろん御存知ですよね! 万が一、バンドの存在を知らなくても、彼等のロゴが入ったキャップを見たことがある方は多いと思います。



流行り廃れこそあれど、数年周期で彼等のキャップやTシャツを身に付ける若者が数多く出現します。そんな光景を見るたびにSUICIDALファンの間では「奴等は本当にバンドを好きでかぶっているのか?」という発言が飛び交う訳です。
個人的にはSUICIDALの大ファンなので、彼等の存在を知った上でキャップをかぶって欲しいと思いますが、ファッションとしてSUICIDALキャップをかぶるのはまだ許せます。単純にかっこいいし、ファッションからSUICIDALの音楽に辿り着く若者が少しでもいたら嬉しいですからね。
ただ、個人的にどうしても許せないのは、ツバを中折れにする輩。あれはいただけません。ヴェニス系のキャップは必ずフリップアップしなければならないのです。ツバを丸めてロゴを出さないとダメ! カリフォルニア州の条例にもそう定められているはずです(嘘)
今回、ヴェニススタイルの正しい着こなし方を提示させていただきます。ね、カッコイイでしょ?


「Possessed To Skate」12"のジャケ写より。


『HOW WILL I LAUGH TOMORROW... WHEN I CAN'T EVEN SMILE TODAY』のジャケット裏面より。

そして、こちらの画像も御覧ください。


『LIGHTS... CAMERA... REVOLUTION』('90) のジャケット裏面より。
こちらの写真を見ると、バンドに加入した当初のROBERT TRUJILLOがSUICIDALキャップのツバを中折れにしています(総帥MIKE MUIRのツバもフリップアップされてませんが、レイダースのキャップなので対象外)。
しかし3年後。



1993年リリースの『STILL CYCO AFTER ALL THESE YEARS』のジャケ写を見るときっちり修正されています。きっとMIKE MUIRから注意を受けたのでしょう。郷に入れば郷に従えってことです。皆さんも気をつけて下さい。
もちろん皆さん御存知とは思いますが、ROBERT TRUJILLOは現在METALLICAに在籍しているスーパーベーシストです。彼がJACO PASTORIUSのドキュメンタリー映画『JACO』の製作総指揮/脚本を担当したことを知るジャズファンも多いことでしょう。そんな彼でさえフリップアップしていたんですから!

そして、こちらも御覧ください。




CYCO MIKO, SUICIDAL TENDENCIES, INFECTIOUS GROOVES『YEAR OF THE CYCOS』LP

2008年にSUICIDAL RECORDSからリリースされたオムニバス盤。下の画像はインサートです。
SUICIDALとINFECTIOUS GROOVESのベーシストとしてクレジットされているSTEVE BRUNERを御存知の方も多いことでしょう。そうです、今をときめくTHUNDERCATです! 当時、SUICIDALに在籍していたんですよね。どうです、あのTHUNDERCATだってこの着こなしだったんですよ。
ちなみに、個人的にはTHUNDERCATのソロ作品っていまいちピンとこないんですよね。ということで、もしもTHUNDERCATに会える機会があったら、サインをお願いするのはこのLPです。
(いっそのことSUICIDALに復帰してくれればいいのに)

サインのエピソードが全然出てきませんね。キャップ問題で熱くなってしまいました。すみません。
続きは後編で~

(後編に続く)

五辺宏明(ゴベ ヒロアキ)

五辺宏明(ゴベ ヒロアキ)
レコード&昭和プロレス愛好家。 ライブハウスやクラブに足を運び、レコードにサインを入れてもらうことに喜びを感じる生き物。 そんなサイン入りレコードにまつわるアレコレをA to Z順に綴る。 ちなみに、生まれて初めてサインをお願いした有名人は故ジャイアント馬場氏。 (でも本当は80年代の新日&UWF派。好きなレスラーはブロディ、藤波、小林邦昭、後藤達俊、阿修羅原!)

世界中のレコードを、その手の中に
  • Google Playでアプリをダウンロード
  • App Storeからアプリをダウンロード

関連記事


新着記事

すべての記事をdig!