サイン蒐集家ゴベの『サイン入りレコード A to Z』第41回 OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND

WRITER
五辺宏明

レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
今回は6人編成のアコースティックバンドです。

第41回 OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND

私が所属する柔術チーム、幡ヶ谷再生大学格闘部東京木曜會は、BRAHMANが所属するタクティクスレコーズ様に練習場所を提供していただいておりまして、機材車の駐車スペースにジョイントマットを敷いて寝技の練習に取り組んでいます。
ある日、練習の為にタクティクスレコーズにお邪魔した際、ヴォーカリストのTOSHI-LOWが外国人男性と談笑しながら軽くセッションしている場面に遭遇。BRAHMANの音楽とは異なる穏やかな音を奏でていたのが新鮮でした。
その後、BRAHMANのメンバーとパーカッショニストを加え、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND(以下OAU)というアコースティックバンドが結成されます。

MARTIN (vo,vln,g)
TOSHI-LOW (vo,g)
KOHKI (g)
MAKOTO (b)
RONZI (ds)
KAKUEI (perc)


OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND『OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND』CD

1st.アルバムのプロモCD。正規盤とはジャケ違いです。

今のところ、OAUが出したアナログ盤は1枚のみ。2nd.ミニアルバム『夢の跡』の10インチです。リリース前にKOHKI君からアートワークに関して相談を受けた思い出の1枚。
KOHKI君はOAUのメンバーの中で最もアナログ盤にこだわりを持つ男です。プライベートで会うと、毎回レコードの話をしています。というか、ほとんどレコードの話しかしません(笑)




OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND『夢の跡』10"

TOSHI-LOW、KOHKI、MAKOTO、RONZI、MARTIN、KAKUEI
2011年6月3日 @江古田バディ

彼等が主催する「New Acoustic Camp」を始め数々のフェスに出演し、BRAHMANのファンとは異なる層からも支持を得たOAU。もはや「BRAHMANのメンバーがやってる別のバンド」なんていう説明も不要になりました。
彼等が出演したフェスに遊びに行った際のあるエピソードを。

2011年8月28日
池上本門寺で開催された「Slow Music Slow LIVE '11」へ。OAUも出演していたので、楽屋にお邪魔しました。
この日のメインアクトはChar。そうです。Johnny, Louis & Char、PINK CLOUDで大活躍した大御所ギタリストです。あのCharが間近にいるんですから、KOHKI君の目はキランキラン。すっかりギター小僧に戻っていました。
そんなKOHKI君に対し、冷ややかな視線を送っている男がいました。ドラマーのロンちゃん(RONZI)です。「KOHKIのギターだってカッコいいんだし(!)、共演者なんだからペコペコしなくていいのに」みないなことを言っていて。「おおっ! ロンちゃんカッコいいなぁ」と思っていたのです。

その後、OAUのメンバー達とラーメンを食べに行くことになり、彼等の機材車に私も同乗しました。メンバーや関係者が口々に行きたいラーメン屋を挙げましたが、音楽雑誌でラーメンのコラムを執筆したり、フェスでオリジナルラーメンを作ってしまうくらいコアなラーメンマニアとして知られるロンちゃんがオススメの店を熱弁。結局、ジャンケンで勝った奴の好きな店に行くことになり、ロンちゃんは無情にも敗退。しかし、そう簡単には引き下がりません。ロンちゃん推薦のNという豚骨ラーメン屋が見えてくると、運転していたスタッフに圧力をかけて強引にクルマを停めさせる暴挙に出ました。ズルい! 完全に職権濫用です。
店の隣にある専用駐車場に機材車を停めて店の中に入ると、テレビでよく見るN店の社長がいました。ラーメンマニアのロンちゃんは大興奮です。社長と一緒に写真を撮ってもらい「何度も通ってるのに初めて会えたよ〜」と言いながら大はしゃぎするロンちゃんを見ながら「楽屋ではあんなこと言ってたくせに(笑) 人の事言えねーじゃん、なぁKOHKI君」と思いました。しかし、その光景をKOHKI君は見ていません。楽屋で飲み過ぎたKOHKI君は、機材車から降りた途端、駐車場の隅の方に座り込み爆睡。ラーメンを食べ損ねたのです。おしまい。

五辺宏明(ゴベ ヒロアキ)

五辺宏明(ゴベ ヒロアキ)
レコード&昭和プロレス愛好家。 ライブハウスやクラブに足を運び、レコードにサインを入れてもらうことに喜びを感じる生き物。 そんなサイン入りレコードにまつわるアレコレをA to Z順に綴る。 ちなみに、生まれて初めてサインをお願いした有名人は故ジャイアント馬場氏。 (でも本当は80年代の新日&UWF派。好きなレスラーはブロディ、藤波、小林邦昭、後藤達俊、阿修羅原!)

世界中のレコードを、その手の中に
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