サイン蒐集家ゴベの『サイン入りレコード A to Z』第23回

WRITER
五辺宏明

レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
えーっと、今回はちょっと反則かも。

第23回 V.A.『JAZZ FESTIVAL with '71 POLL WINNERS』

V.A.って!Various Artistsって!
Vから始まる名前のアーティストにサインをお願いしたことは何度かあるんですけど、これといったエピソードが無いんですよね。すみませーん。

ついでに白状しちゃいますが、Xから始まるアーティストのサイン入りレコードは1枚もありません。そもそも、Xから始まるアーティストのレコードをほとんど持っていなくて。
この連載が始まる以前に買ったことがあるのは、イギリスのスラッシュメタルバンド、XENTRIXだけです。しかも『ゴーストバスターズ』のテーマ曲をカバーした12インチ(笑) 当然、そんなものは数回聴いて手放してしまいました。
連載を開始する際、編集部の担当Y氏と話し合い、A to Zで進めていくことが決まったその日に、大慌てでXZIBITというラッパーの12インチを入手。来日してくれることを期待しましたが、そうそう都合よく来てくれる訳がありません。願いは叶いませんでした。

前置きが長くなってしまいましたが、それでは。

V.A.『JAZZ FESTIVAL with '71 POLL WINNERS』LP

増尾好秋
2015年9月30日 @赤坂トナリテ

峰厚介
2015月10月21日 @御茶ノ水ナル

日野皓正
2016月12月8日 @六本木アルフィー

新宿厚生年金会館大ホールで開催された『スイングジャーナル』誌読者人気投票のポールウィナー達によるライブ盤。1971年5月29日録音。
参考までに、収録曲と参加ミュージシャンを記載しておきます。

side-A
1. Freedom Jazz Dance
2. Dancing Mist

菊地雅章 (el-p)
日野皓正 (tp)
峰厚介 (as,ss)
渡辺貞夫 (as)
村岡健 (ts)
増尾好秋 (g)
稲葉国光 (b)
日野元彦 (ds)

side-B
1. Battle Array
2. Windmill
3. Some Other Day
4. Tipperary

原信夫とシャープス・アンド・フラッツ
宮間利之とニュー・ハード
笠井紀美子 (vo)

日野さんと増尾さんにサインを入れていただくことができたのは、南蛮亭総本店のM社長のおかげです。六本木の名店、南蛮亭は創作焼鳥の草分け的存在で、国内外の要人や多くの著名人が訪れる老舗中の老舗です。
そんな凄い方と知り合ったのは、なんと近所の焼鳥屋。私が入り浸っているその焼鳥屋に、M社長がプライベートで飲みに来るのです。昔からジャズメンと交流のあるM社長に、ジャズが好きだという理由だけでかわいがっていただき、一緒に飲みに行ったり、ジャズのライブに行くようになりました。
日野さんと増尾さんも、M社長と旧知の間柄です。

日野皓正クインテット『HI-NOLOGY』LP

日野皓正
2017年5月13日 @六本木アルフィー

増尾好秋『24』LP

増尾好秋、鈴木良雄
2017年6月17日 @赤坂ビーフラット

市川秀男
2018年5月24日 @吉祥寺サムタイム

峰さんのライブにも度々足を運んでます。彼のリーダー作や菊地雅章さんのグループに在籍していた時代の作品を昔から愛聴しておりますので。

峰厚介五重奏団『峰』LP

峰厚介
2017年9月18日 @吉祥寺サムタイム

ところで、和ジャズ愛好家の皆様に御覧いただきたいレコードがございます。

『NHK TRANSCRIPTION PROGRAMME No.164 - JAPANESE JAZZ SCENE '77』LP (TR 164)

峰厚介
2017年3月31日 @桜木町ドルフィー

side-1 (of 4 sides)
1. Expectation (KOSUKE MINE)
2. Let's Get Together (MIKIO MASUDA)

side-3 (of 4 sides)
1. We Got Our Dance (MIKIO MASUDA)

峰さんのライブを観に行く前日に、たまたま入手したLP。峰厚介さんと益田幹夫さんの楽曲が収録されているということ以外は詳細不明で、ネットで調べてみたところ、NHKの「TRANSCRIPTION SERVICE」というシリーズ物のようです(おそらく放送用のレコードなのではないかと思われます)。
discogsにこのシリーズの作品が多数掲載されているのですが、肝心の『No.164 - JAPANESE JAZZ SCENE '77』は載っていませんでした。

https://www.discogs.com/label/737909-Transcription-Service

このシリーズは同じデザインのジャケットが使い回されているようです。ということで、ジャケットに録音日や演奏者に関するクレジットは記載されていません。
ジャケットから知り得た唯一の手掛かりは「Record 1 from the set of 2 records」という表記。

ラベルにも「side 1 (of 4 sides)」とあるので、本来ならば「Record 2 from the set of 2 records」という表記入りのジャケットに入ったもう1枚のLP(side-2 / side-4)と合わせてワンセットなんでしょうね。

ドルフィーで峰さんにいろいろ訊いてみたのですが、峰さん御本人もこんなレコードが存在することさえ知らないとのこと。
「時期的に益田がオルガンを弾いてた頃じゃないかなぁ」と仰ってました。

このレコードの参加ミュージシャンや、もう1枚の収録曲等、詳細を御存知の方がいらっしゃいましたら、是非とも御教示ください。
REVINYLの公式アドレスです。

mailto:revinyl@k-opti.com

和ジャズ愛好家の皆様、よろしくお願いします。

五辺宏明(ゴベ ヒロアキ)

五辺宏明(ゴベ ヒロアキ)
レコード&昭和プロレス愛好家。 ライブハウスやクラブに足を運び、レコードにサインを入れてもらうことに喜びを感じる生き物。 そんなサイン入りレコードにまつわるアレコレをA to Z順に綴る。 ちなみに、生まれて初めてサインをお願いした有名人は故ジャイアント馬場氏。 (でも本当は80年代の新日&UWF派。好きなレスラーはブロディ、藤波、小林邦昭、後藤達俊、阿修羅原!)

世界中のレコードを、その手の中に
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