サイン蒐集家ゴベの『サイン入りレコード A to Z』第15回

WRITER
五辺宏明

レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
今回は、日本全国及び海外を飛び回るロックンロールバンドです。

第15回 THE NEATBEATS

"THE"が付いておりますが、お気になさらずに。

THE NEATBEATS「Come On And Sing」7"

土佐"Mr.Lawdy"和也 (g,vo) 、中村"Mr.Mondo"匠 (ds,vo)
2015年3月1日 @上野アイランダース

真鍋"Mr.Pan"崇 (g,vo)、浦"Mr.Gully"大 (b,vo)
2015年3月6日 @新宿レッドクロス

Mr.Lawdyこと土佐和也氏が、私の所属する柔術チーム、幡ヶ谷再生大学格闘部東京木曜會の練習に来るようになったのは、2010年1月。

BRAHMANやOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND(以下OAU)が所属するタクティクスレコーズのスタッフで、マーチャンダイズ等のアートワークを担当するUziii君に、一本の電話がありました。
電話を切ったUziii君は、困惑気味に「THE NEATBEATSってロックンロールバンド、知ってます? そこのギターの人が、これから練習に来るそうなんですけど」と言いました。
木曜會は、タクティクスレコーズ様に練習場所を提供していただいておりまして、機材車の駐車スペースにジョイントマットを敷いて練習しています。
(Uziii君、ヴォーカルのTOSHI-LOWも木曜會メンバー)
Uziii君曰く、どうやらそのギタリストが柔術経験者で、九州でOAUとTHE NEATBEATSが対バンした際に、TOSHI-LOWから練習に誘われたようなのです。
しかし、生憎その日、TOSHI-LOWは不在。Uziii君、そして練習に参加していたメンバーは、THE NEATBEATSというバンドのことを誰一人として知りませんでした。
「鬼と呼ばれるTOSHI-LOWがスカウトしたロックンロールバンドのギタリスト」ということで、どんな怖い人が来るのだろう? と不安でしたが、事務所に入ってきたのは、物腰の柔らかい好青年。話してみると、めちゃくちゃいい奴でした。

翌週の木曜日。
タワーレコード新宿店で、BO DIDDLEYのトリビュートアルバム『GRAND-FROG STUDIO PRESENTS "HEY!! BO-SLINGER!!"』の発売記念トークイベントがありました。
出演は、SCOOBIE DOのコヤマシュウ君&マツキタイジロウさん、THE NEATBEATSの真鍋崇さん&浦大さん。
前の週に存在を知ったTHE NEATBEATSから2人出演するし、SCOOBIE DOのコヤマ君とは面識があったので、木曜會の練習前に立ち寄ることにしました。
イベントが始まると、何故かSCOOBIE DOはメンバー全員、THE NEATBEATSはドラマーの中村匠さん、そして元ドラマーの楠部真也さんまでいて、ステージ上には楽器や機材がセッティングされていました。当初の予定はトークイベントのはずだったのに、どちらも普通にライブをやってくれたのです。しかし、土佐の姿は見えません。
「あれ? 土佐君だけいないんだ・・・」と思いつつ、ライブを堪能させていただきました。
(土佐が担当するリズムギターは楠部さんが弾いてました)

初めて観た(土佐抜きの)THE NEATBEATSのライブは衝撃的でした。いかつい顔をしたリーゼントの男達は、その外見からは想像できないくらい喋りが面白かったのです。漫才を観ているような気分でした(笑)
でも演奏が始まると、ばっちりロックンロールで。

笑いすぎてお腹が痛くなるくらいイベントを堪能した後、木曜會に参加する為、タクティクスレコーズに移動。
事務所のドアを開けると、既に着替えを終えたメンバー達が、ウォーミングアップの柔軟運動を行っていたのですが、なんとその中に土佐の姿が!

私「えぇぇっ、なんでここに居るの? オレ、さっきTHE NEATBEATSのライブを観てきたんだけど」

土佐「えぇぇっ、今日は真鍋君と大ちゃんのトークって聞いてましたよ」

私「だけど、SCOOBIE DOもTHE NEATBEATSもちゃんとライブをやってたよ。SCOOBIEは全員揃ってたし、THE NEATBEATSは元ドラムの人がリズムギターを弾いてたもん」

土佐「・・・・・・。今日、練習に来たことは内緒にしてください」

ということだったんですが、書いちゃいました。もう時効でしょう(笑)

その日、土佐が7インチをプレゼントしてくれたので、サインを入れてもらいました。

THE NEATBEATS「黒いジャンパー Part.2」7"

土佐和也
2010年2月4日 @タクティクスレコーズ

その後、めでたく全員揃ったTHE NEATBEATSのライブを観ることができました。ライブハウスで観るTHE NEATBEATSは、当然ながらインストアイベントで観たとき以上に魅力的でした。もちろん喋りも(笑)

何度もライブにお邪魔しているうちに、他のメンバーの皆様とも仲良くなり、プライベートでも会うようになりました。
たまに開催している木曜會のイベントにも、ライブやDJ、フード(ダイちゃんの料理の腕前はプロ級)と様々なかたちで参加していただいております。

THE NEATBEATS『DYNAMIC BEAT TOWN』LP

真鍋崇、土佐和也、浦大、中村匠
2012年12月6日 @下北沢ベースメントバー

昨年、キネマ倶楽部(対バンはThe Birthday)とリキッドルーム(対バンはザ・クロマニヨンズ)で開催された結成20周年記念ツーマンライブシリーズで、素晴らしいライブを披露してくれたTHE NEATBEATS。これからもずーっと楽しいロックンロールショーを続けてください!

THE NEATBEATS『DANCE ROOM RACKET』LP

真鍋崇、土佐和也、浦大、中村匠
2014年2月5日 @渋谷オーウエスト

次回はOから始まるアーティストを予定しております。

五辺宏明(ゴベ ヒロアキ)

五辺宏明(ゴベ ヒロアキ)
レコード&昭和プロレス愛好家。 ライブハウスやクラブに足を運び、レコードにサインを入れてもらうことに喜びを感じる生き物。 そんなサイン入りレコードにまつわるアレコレをA to Z順に綴る。 ちなみに、生まれて初めてサインをお願いした有名人は故ジャイアント馬場氏。 (でも本当は80年代の新日&UWF派。好きなレスラーはブロディ、藤波、小林邦昭、後藤達俊、阿修羅原!)

世界中のレコードを、その手の中に
  • Google Playでアプリをダウンロード
  • App Storeからアプリをダウンロード

関連記事


新着記事

すべての記事をdig!